逆算広告マーケティング!街中のコピーからマーケティングを学ぶ

マーケティングの本をよんでからというもの、付け焼き刃ではあるが「中吊り広告」を見るようになった。

なんか実名を出すとアレなので、社名や商品名は控えますが、こんな広告、キャッチコピーを見かけたのだ。

 

「ランチのためのスムージー、出来上がりました」

 

これは野菜ジュースの新商品としての位置付けらしい。おそらくコンビニで売るような商品であることがうかがえる。

 

でもその広告、誰に向けて出してるの?

広告から考えるマーケティング

イイねって思った広告に対して、逆算しながら「マーケティング脳」を鍛えていければなと思った。

 

そもそも予備知識として「ランチにスムージーは付き物なのか」ということを私は知らない。

 

この言い方だと、

「ランチにスムージー飲みたいんだけど、スムージーってコンビニみたいなとこじゃ売ってなかったよね」

みたいに捉えてしまった。

 

もはやこの時点で発案者や開発者様とのズレが生じてしまっているなら申し訳ないです…。

が、とりあえずランチとスムージーの関係性を調べてマーケティングの練習問題とさせていただこう。

 

「ランチ」から逆算するマーケティング

ランチと言うほどなんだから、狙っているのは20~30代前半の女性ではなかろうか。

男性を狙うなら「昼メシ」とかだろうし、なにより広告デザイン全体のテイストがボタニカルな印象の時点で男性は捨てている気がする。

20~30代の女性というと結婚はしている人がチラホラいても、なお美意識が高い人が多い印象

そして仕事に追われるキャリアウーマンという職業。

 

「栄養を取りたいなら他でもいいけど、早く、かつ簡単に取るならスムージーだよね」

的な。

 

兎にも角にも、自分への投資を怠らない世代がターゲットですね。

まぁ、ランチでスムージーを求める人がこの「像」に全て当てはまるものではないと思うけど、大多数はこんなところだと思う。

次は肝心のスムージー。

スムージーってどういう人が買うのか。違いにヒントが宿る?

スムージーとは何かをきちんと理解してからでないと始まらないよね。

わたし的にドロっとした野菜・フルーツジュースにしか捉えていないケド。

 

そもそも野菜ジュースとの違いはあるのだろうか?

また、野菜ジュースとの違いを明確に区別して購入している人がどれだけいるのだろうか?

スムージーとは
凍らせた果物や野菜を使用したシャーベット状の飲み物である。

野菜ジュースはといえば、ただ果物や野菜を絞って飲み物としただけ。

 

野菜ジュースとスムージーの1番の違いは材料そのものを凍らせているかどうか。ということらしい。

 

じゃあスムージーは「冷たい」のか!

この冬に…?それでいて新発売⁈

 

と思ったらホットスムージーというのもあるらしい!

 

なんだそれ…“冷たい”のがスムージーではないのか…。

これじゃ野菜ジュースと一緒じゃないか…。

 

このページを見るとりんごのホットスムージーの作り方が載っている。

参考 【朝食レシピ】りんごのホットスムージーアマノ食堂

材料にはどこにも「冷凍した」とは書いていない。

 

結局“野菜ジュース”と“スムージー”は一緒で考えてよいのかもしれない。

というより「購入者」にとってそんなことはどうでも良いのだ。

マーケティングからしてみれば「あえてスムージーという名前にしたこと」にニーズがある。気がする。

スムージーを購入したいベネフィットは?

私の付け焼き刃なマーケティングに話をズラすと、

 

お客さんが商品やサービスにお金を払う場合、

払うことで得られる”情報、時間(手間)、ステータス、サービスなど”といったものが

“払う金額”より上回らなければいけないということを学んだ。

 

さらに、この購入に至るまでには3つのベネフィットが必要なのだ。

ベネフィットは「商品を手にすることで得られる欲求」として問題ないはず…。

 

このベネフィットには

  1. 情緒的ベネフィット
  2. 機能的ベネフィット
  3. 自己表現ベネフィット

以上の3つがある。

機能的ベネフィットは早い。便利。うまい。

以上の文字通り”機能について”のベネフィット(欲求)。

 

情緒的ベネフィットはそのまま。得られる感情だ。

綺麗とか、可愛いとか高級感があるとか。

 

自己表現的ベネフィットは文字通り、それで得られる自己表現のカタチであったり、自己実現のカタチだったりする。

つまり手に入れられる理想の自分だったり、自分に価値が追加されるもの(ステータス)だったりということだ。

 

最初に戻るが

「ランチのためのスムージー、出来上がりました」

 

これは先ほどのどのベネフィットが当てはまるだろう?

 

パッとわかることといえばキャリアウーマンは急いでる。時間がない。

だから機能的ベネフィットが当てはまるはずだ。

早く、そして”飲むだけで栄養を手にいれられるから”だ。

 

しかし、お昼にだって健康や美容には気をつけたい。

そこに情緒的ベネフィットが加わって…。

 

さらに言えば、野菜ジュースでは”ちとダサい”と思われかねない…。つまり…

 

意識高いキャリアウーマンは時間がない!

でも美容も健康も諦めたくない!

なおかつおしゃれでダサくないものが良いよね!

 

て感じのベネフィットが関係してくるのかな?

ベネフィットから逆算した広告コピー発案の経緯

つまりこんな感じ。

「以前の野菜ジュースはおかげさまでここまで売り上げを伸ばすことができた」

「しかし、我が社の社歴・認知度・ブランド、そして客層から見ると、どうも年齢層が高いように思える。もっと若い人に向けた商品がだせないものか…。後輩君なんかいいアイディアない?」

「え~…。つまり、狙うターゲットは若くて、健康意識が高い人を狙えってことですね…。あ!」

健康意識が高くて若い人、つまり『キャリアウーマン』をターゲットに据えれば解決しますよ!野菜ジュースの”手軽さ”も十二分に活かすことができますし!」

「なるほど。確かに我々が思っている以上にキャリアウーマンは忙しい。”手軽に栄養が摂取できる”となれば自然と手が届きやすくなるだろう…。」

「しかし、栄養ときたら”野菜”。訴求が”栄養の摂取”となるといままでの野菜ジュースと変わらん…。」

「大丈夫です!野菜ジュースではなくて『スムージー』にすればいいんですよ!

「それに!最近スムージーダイエットが流行っているようですし、キャリアウーマンだけではなく、もっと広い女性にも需要ができそうです!」

「よし!それで行こう!キャッチコピーはどうしよう?」

「ランチ据え置きダイエットだから…。『ランチのためのスムージー、出来上がりました』でどうでしょう?」

SO・RE・DA!

注意
これは個人的な妄想です。フィクションです。鵜呑みにしないで!

まとめ

本当にこんなやりとりがあったわけではないと思うが、こんな感じではないだろうか。

実際計画を立てる時にこんなにすんなり閃かない。

 

自分も考える立場になった時にこの記事が役立てばイイな〜。

読んでいただきありがとうございました!

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